ネパールチトワンの想い出

ネパールの音楽をBGMにどうぞ
チトワン自然国立公園、象のサファリ、バードウォッチングなどができるところ。と、いうイメージで出かけました。 私たちが宿泊したホテル「チトワン・アドベンチャー・リゾート」(CHITWAN ADVENTURE RESORT)は、チトワンの観光拠点であるソーラハの街から外れたところにありました。
ホテル受付に飾られていた案内表示
ホテル受付に飾られていた案内表示
周りには、民家が多くありホテルの周りで子供が多く遊んでいました。

菜の花が満開、山羊、牛、馬が放牧されとてものどかなところでした。
ホテルの前を周りの民家の人が行き交います
ホテルの前を周りの民家の人が行き交います
ソーラハの街へも出かけましたが、ホテルがたくさんあり、土産物店の並ぶリゾート地でした。
放牧されている山羊、馬、牛
放牧されている山羊、馬、牛
私たちの旅の趣味からして、今回街はずれのホテルに泊まれたことはとても幸いしました。 ゆったりとした時を過ごすことができました。

年1回、3日間かけて行われるというチトワンフェスティバルを偶然見ることができました。 象、牛車、馬車のレース。象のサッカーなどとても楽しい催しがありました。
停電が多く夜は9:00に停電します。 ホテルに自家発電装置がありましたが、停電となればやはり静かになります。 夜もゆったりと休むことができました。
 とてもゆったりとした、充実した2泊3日のチトワン滞在となりました。

チトワンで宿泊した場所の地図 SAURAHA ソーラハ

チトワン辺りのgoogleMapは詳細なものがありません。 地図のポインタが指しているのはソーラハの街の位置です。 航空写真は詳細なものがあります。 切り替えて見てください。
宿泊したチトワンアドベンチャーリゾートの位置は特定できていません。

チトワンアドベンチャー

象サファリ
象のサファリへ出かけました。 ホテルへ着いて、昼食を取り小休止し、早速出かけました。 象に乗るのは、チェンマイへ出かけて以来です。 とても楽しみでした。 チェンマイでは、象のトラッキングという名目でした。 今回は、サファリです。 チェンマイでは30分ほど山の中を歩いたものでした。 しかし、とても快適なトレッキングでした。 サファリということで今回は、、なんと2時間の行程ということです。 楽しみな反面とても不安でした。 時間が長すぎます。 チェンマイの時は2人乗りで座席もしっかりしたもので快適でした。 しかし、今回は4人乗り。 2人は前向きで2人は後ろ向きに乗ります。
サファリへ出かけるたくさんの象です
サファリへ出かけるたくさんの象です
そして、私たちは後ろ向きの席となってしまいました。
私たちは後ろの席となってしまいました
私たちは後ろの席となってしまいました
他の2人は子供連れなので実際は5人で乗ることになりました。 同乗した夫婦は二人ともとても大柄な人でした。
ともかく出かけました
ともかく出かけました
その上子供連れです。 その子連れ夫婦に最初に席を確保された後私が最後に乗ることになりました。 そのときはこれでも座れるのかというほどのスペースしか残っていませんでした。 事態は最悪です。 動くこともできません。 この体勢で2時間はとても我慢できるものではありません。
いきなり川を渡ります。<br>観光客によっては雨具を用意していました
いきなり川を渡ります。
観光客によっては雨具を用意していました

前向きの席と後ろ向きの席ではその快適さに雲泥の差が出ます。 順番なので仕方ないにしても差がありすぎます。
出発 いきなり川を渡りました。 象の背中が大きく上下に揺れて、更に体勢の悪さにこのままではサファリが終わる頃には足がもぎ取られていそうな不安に駆られました。 象に乗せてある鞍の縦の支え木が、私の股の間に食い込みます。 象が山の登りの時は更にさんざんです。 私の体が後方にずれるので、これでもかと支え木が股に食い込みます。
 なだらかな林の中に入ると鹿を見つけました。 鹿では、それ程珍しくもありませんが、象使いが気を使って象を止め、後方の私たちにも見える位置に象を回転させてくれました。
野生のワニです。<br>2匹いました。
野生のワニです。
2匹いました。
ワニを見つけました。川を渡るとき遠くにいました。 あんなのが近くにいたのではたまったものではありません。 遠くで良かった。
野生のサイです。<br>2匹いました。見られないときも多いとのことです。
野生のサイです。
2匹いました。見られないときも多いとのことです。
サイがいたという情報を他の象使いから聞き、その方向へ進路を変えました。 それぞれの象使いが思い通りに森の中を動いているので時々出会う他の象使いからお互いに情報を交換していました。 草原と、森の間で草を食べていました。 臆病な動物のようで声を立てないように静かに写真を撮りました。
他のサファリ客<br>集団の観光客
他のサファリ客
集団の観光客
ワニはだいたい見られるけれど、サイは見られないときも多いとのことです。
がたくさんいました。 ニホンザルに良く似ていましたが、ニホンザルより少し小振りでした。
猿。ニホンザルに似ていましたが小振りでした
猿。ニホンザルに似ていましたが小振りでした
私たちは、2人だけの観光客で、同乗した客も夫婦と子供の3人だけでした。 そのため、私たちの象は単独で動き回りましたが、10人を超すような観光客もいました。
サファリを終え帰ってくるところ
サファリを終え帰ってくるところ
そのような場合数頭の象が集団で移動していました。
2時間の予定というところが日も沈みかけたので1時間と少しくらいで終了しました。 帰ってくると私たちのスルーガイドであるラジェンドラさんから「早かったね」と声をかけられました。 私にとってはこれくらいの時間がちょうど良かった。 座席をタイのチェンマイのように良くしてもらえれば快適な象サファリになります。
カヌー下り
朝靄の中カヌー下りへ出かけました。 川へ着くと幻想的な川霧が湯気のようにゆらりゆらりと湧き上がっていました。
早朝から像のサファリが行われていました
早朝から像のサファリが行われていました
これから乗るカヌーです。
これから乗るカヌーです。
とても静かで神秘的でした。 ほとんどビデオを回していたため、写真はあまりありません。
幻想的な中カヌーは進みます。崖に掘られた穴はカバが水浴びをした跡とのことです。
幻想的な中カヌーは進みます。崖に掘られた穴はカバが水浴びをした跡とのことです。
日本語のサファリガイドが同船していて鳥についてとても詳しく話しをしてくれました。 鳥を見に来る日本人がとても多いようです。
朝日が昇ってきました。
朝日が昇ってきました。
 朝早くて、水がまだ冷たいがこれからもう少し暖かくなってくるとワニをよく見ることが出来るとのことでした。
船着き場へ到着です。
船着き場へ到着です。
私たちは、二度目撃しました。 目撃したとはいっても目だけ水の上に浮いているものでした。 ガイドさんに教えてもらわなければまずわかりません。 それだけにとても恐ろしさを覚えました。
ジャングル散歩
カヌー下りの後、森林の散策をしました。 サファリガイドのイエムさんは鳥のことが大変詳しい方でした。 カヌー下りは、旅行会社の日程表にはバードウォッチングと記載してありました。 そうだったのか、カヌー下りはバードウォッチングだったのかと、後で気がついた次第です。
 そんなカヌー下りを終えてイエムさんについて森林の中へ。 いきなりイエムさんが大きな糞を驚きの様子で見ています。 「ジャングル象」とのことです。 ジャングルというイメージのない森だけに「ジャングル?」と聞き返しました。 いうなれば野生の象ということでした。 とても恐いもののようです。 近くに象を飼っている国立の建物がありそこに飼われているメスを狙って森林の中からやってくるとのことでした。
これは!!・・・。<br>ジャングル象の糞だ!!
これは!!・・・。
ジャングル象の糞だ!!
近くの木々を見ると大木の幹が削られていました。 野生の象が思い通りにならないため興奮して八つ当たりに木にあたっているとのことです。
蟻塚。最初見たときは驚き。<br>たくさんありました。
蟻塚。最初見たときは驚き。
たくさんありました。


毎日多くの観光客が訪れているらしく森林の中は歩きやすいところでした。 ジャングルというと熱帯雨林の鬱蒼とした森林を思い描きます。 ここは木こそ大きなものですが、地面が比較的乾いていることも幸いし歩きやすくなっていました。 私たち以外の観光客もところどころ散策していました。 それぞれのガイドがそれぞれに案内していました。
鹿を見るとガイドのイエムさんがとても興奮して知らせてくれます。 鹿というと日本では珍しくないのでそれ程興味を持てませんでした。 象のサファリの時も象使いが鹿を見ると象を停めては写真を撮らせてくれていました。 その時象サファリで同乗した子供連れの観光客は興奮気味に写真に納めていました。

野生の鹿が群れをなしていました。
野生の鹿が群れをなしていました。
梟がいるということを他のガイドから聴き急いでその方向へ進路を変えました。
梟です。安物のデジカメにしてはまともに撮れたと自慢
梟です。安物のデジカメにしてはまともに撮れたと自慢
欧州系の金髪女性が一眼レフカメラで撮影中でした。 良いものが撮れたらしくガイドさんに見てもらい満足そうに喜んでいました。 私も梟を発見し安物のデジカメをズーム最大にし、被写体を追いました。 パシャリ。
オオ!!感激。 カメラに収まっています。 鳥を撮すとは楽しいことなのだ。 と、初めて思いました。 鳥を撮る人の気持ちがわかった瞬間でした。 この梟は「森梟」ということです。 とても小型の梟でした。
象の調教場というところへ着きました。
国立の象の調教場です
国立の象の調教場です
たくさんの象が飼われていました。 また、国立の建物ということで国家権力の建物に良くあるような展示室がありました。 展示室を見ることはそこそこに外へ出ました。
子象がたくさんいました
子象がたくさんいました
周りに象舎が設けられ20頭ほどの象が飼われていました。 子象もたくさんいました。 象の妊娠期間は20ヶ月とのことです。 象を妊娠させると長い間とても大変な世話をすることになるということです。 食料も多く取ることになります。 農家では、なかなかその世話が大変なため象の妊娠には慎重だということです。 私たちが訪れたのは比較的早い時間でした。 これから象をジャングルに連れて行く時間になるということです。 ジャングルに慣れさせるため行っていると言うことでした。
チトワンフェスティバル
第7回チトワンフェスティバル
12月26日-27日の3日間行われるということです。 その初日を偶然見ることが出来ました。
 何時から始まるのか現地ガイドのイエムさんもよくわからないとのことでした。 わかり次第連絡してくれるとのことで、とりあえず昼食を取りながら待つことにしました。

賑やかな音楽が宿泊していたホテルにも聞こえてきました。 畑越しに遠くに象の行列が見えました。 何十頭もの象が歩いていくのが見えました。 象のレースに参加する象ということです。 ホテルの前を民族衣装で着飾った住民が通るようになりました。 とても多くの人です。 若い女性から年配の女性まで民族衣装でとてもきれいに着飾って通り過ぎていきます。 なんでも大臣が来るために招集がかかっているとのことです。
フェスティバル会場入り口
フェスティバル会場入り口
会場へ出発は、1:00過ぎということになりました。 ホテルの前でジープに乗ろうとすると門の前に民族衣装の現地の人がいました。 思わず「ビューティフル」と言ってジープに乗りました。 その、門の前にいた女性はホテルのジープに乗せてもらってフェスティバル会場まで行こうと待ちかまえていたようでした。 その女性は、私たちのガイドに「ビューティフル」と言われた、
着飾った象
着飾った象
その言葉だけはわかったと嬉しそうに話したと言うことです。
フェスティバル会場まで、現地の人も乗り合わせてジープで到着しました。 日本で言う屋台の店も出され多くの人で賑わっていました。 民族衣装で着飾った女性とも一緒に写真に収まりました。 オープニングのイベントが長くかかるとガイドさんに教えられました。 何をやっているのかと覗くと、ひな壇の人に、タイ式ボクシングを披露していました。
着飾った象牛車、馬車などとても賑やかでした。 象のレース、牛車のレース、馬車のレースと続きました。
民族衣装で観戦
民族衣装で観戦
写真はあまり撮らず、ビデオばかり取りました。 レース中現地の人はあまり声援をしません。 レースのビデオを見て、ちょっと不思議に思います。 日本語の応援しか聞こえません。
象のサッカー選手整列して長い間出番を待っていました
象のサッカー選手整列して長い間出番を待っていました
牛車
牛車
象のサッカーは、現地ガイドのラジェンドラさんも初めて見るということでした。 1チーム5頭です。 両チームとも小さな象をメンバーに加えていました。 試合が始まると大きな象より小さな象の方が小回りが効くだけ活躍していました。 両チームともスポンサーは現地の銀行ということです。 私たちの観戦した試合はフェスティバル初日で予選ということでした。
試合の様子はビデオに撮ってあります。 是非ご覧ください。 なかなか上手にボールを蹴るときもあります。
この大会の結果はネパールの新聞の一面に掲載されました。 私たちが観戦したチームが優勝したということでした。

少々時間を要します
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