ネパールへの旅

ネパール国旗
 ネパールへ旅行をした私の旅の様子です。 旅行と直接関係のないことも交えてまとめてみましょう。と、思っています。
 ネパールは、ヒマラヤに抱かれた国。 自然豊かな国。といったイメージしか持っていませんでした。 しかし、旅をしてみて驚きました。 首都カトマンズには今までに見たこともないような珍しい建築の文化遺産がありました。 また、自然豊か。と、いっても、その圧倒される自然にはただ驚くばかりでした。
そして、そこに住む人との触れあいに心温まる日々を過ごさせていただきました。
 年末12月24日よりの旅でしたが、毎日、日本の小春日和のような日が続きました。 天気に恵まれ、また、現地ガイドのラジェンドラさんにもとても良くしていただきました。 旅行社は、インターネットで調べて申し込みました。 ぽぽらーれという旅行社です。

旅行した主な場所の地図

ネパールの様子・風土

日程・行路について
名古屋(セントレア)

|キャセイパシフィック フライト 約3:30

香港(5時間待ち)

|ドラゴン航空 フライト 約7:30

|   (ダッカ経由・機内待機)

カトマンズ(1泊)

|乗用車 約5:00

チトワン(2泊)

|乗用車 約4:00

ポカラ(1泊)

|飛行機 フライト 約30分

カトマンズ

|乗用車 約 1:00

ナガルコット(1泊)

|乗用車 約 1:00

カトマンズ

ドラゴン航空(機内泊)フライト 約4:30

香港(乗り継ぎ 4時間待ち)

|キャセイパシフィック フライト 約3:30

名古屋(セントレア)
  朝5:30、真っ暗な中ネパールはどんなところかなと思いながら自宅を出ました。 セントレアへ行く電車の中で以前勤めていた職場の人と偶然隣り合わせの席となりました。 この旅で多くの良い出会いがありそうな良い予感でした。
 セントレアでは海外旅行の時の楽しみの一つ、ビップルームで無料のビールを飲みほろ酔い気分に。 良い旅となりますように。 フライト予定は9:55。朝方は冷え込みましたが、今は快晴。 タバコを購入したときにもらった丈夫なビニル袋に 厚手のジャンバーを圧縮してねじ込んで荷物を小さくして搭乗準備完了です。
 キャセイパシフィックCX-533は香港までのフライトです。 一つだけ空席を見つけただけで、ほぼ満席状態でした。 予定通り10:00少し前に離陸。 10:30頃より飲み物を配り始めてくれる。 座席前のディスプレイを見ると宮崎上空あたりでした。 ハイネッケンを注文し、ポケットに入れておいたつまみを取り出して飲み始める。 塩昆布のおつまみが特においしい。
 斜め後部座席では30前後の3人の女性がおしゃべりに夢中でした。 まだ、結婚していないようです。良くしゃべります。 大声でなく、許せる程度のおしゃべりです。 何をおしゃべりしているのか意味は不明です。 男性のことを話題にしているようです。 「売れ残っては」「年下の男が好き」「良いと思える人がいたら」などと言っているようでした。
 食事が配られいつもの「ビーフオアチキン」です。 妻と1つずつもらい分け合って食べました。 とても良く口に合いました。 食事の後急に眠くなり気がつくと台湾上空でした。 13:30頃でした。 香港まで後1時間30分ほどのようです。 とても空気が乾燥していて鼻の穴が痛くなるほどでした。 旅行の時はマスクを忘れず持って来るようにと思いました。
気候・服装
カトマンズで街を散策する人の服装
カトマンズで街を散策する人の服装
日本の小春日和といわれるような日の連続でした。 昼中は、とても暖かく快適でした。 半袖でもというほどではありませんでした。 長袖のシャツ一枚にセーター一枚でちょうど良いくらいでした。 しかし、街を行き交う人は比較的厚着の日を多く見かけました。 特に現地の人は帽子、マフラーが好きなようでした。 カトマンズは埃っぽくマスクをつけている人も多く見かけました。
朝晩は冷えました しかし、最低気温は0度を下回ることはないということです。 一番高地のナガルコットのホテル以外は、暖房設備はありましたが電力事情が悪く毎晩長時間停電しました。 そのため、一回も使ったことはありません。 一番高地のナガルコットのホテルには暖房設備そのものもありませんでした。 妻が、風邪気味で寒いというと、日本の水枕に湯を入れたものを用意してくれました。 ナガルコットでは、朝、霜が降りていました。
朝は毎日濃い霧が出ました。 そのためにポカラでのヒマラヤ遊覧飛行はいつも遅れて始まるということです。 また、ポカラからカトマンズへ行く時の飛行機は、 カトマンズが大変な霧のためポカラへ向け出発することが出来ないため、 折り返してポカラからカトマンズへ行く私たちの飛行機も2時間ほど遅れて出発することになりました。
お金・両替
通貨単位は「ルピー(Rp)」。 カトマンズ空港の荷物をもらうターンテーブルの所に両替所があったので入国ビザ申請に必要ではないかと早速両替をしました。
入国ビザはドルで25$、ルピーで2400Rpとのことでした。1$-83円位でしたので、 圧倒的にドルの方が得だと判断をし、ドルで支払いました。
セントレアでの交換レート。<br>12月24日ドル円相場は83円台でした。
セントレアでの交換レート。
12月24日ドル円相場は83円台でした。
空港内レートは、
1円 - 0.850Rp 1Rp - 1.18円
空港で入国審査を終えゲートを出たところにも両替所があったので見てみると。
1円 - 0.851Rp
こちらの方がわずかに良いれーとでした。

ホテルでも両替をしていました。
1円 - 0.75Rp
ここは、かなり悪かった。

その後、ポカラで両替
1円 - 0.84Rp
でした。
カトマンズの街中にも両替所はありました。 1円 - 0.83から0.84Rpといったところでした。 空港が一番良いレートだったことになります。

宿泊したホテル

カトマンズ ホテル・マウンテン HOTEL MOUNTAIN
お湯が茶色です
お湯が茶色です
カトマンズ着陸は、夜の10:40。 カトマンズ空港は、都心から30分足らずの所にありました。 入国審査などを終えてホテルに着いたのは、夜の12:00近くでした。
ホテル前の大通り
ホテル前の大通り
ホテルは、街の中心地にありました。 いつもの通り、ホテルにはこだわらないので三つ星級です。 水事情が悪いと聞いてはいましたが、お風呂のに水を張ったところその色が濃い茶色に濁っていることには驚きました。 お湯が出ただけマシと思いました。
ホテルの外観(朝)
ホテルの外観(朝)

翌朝ホテルの前を散策すると大きな通りにツアーバスが何台も停まっていました。 ポカラ、チトワンへ行く定期バストのことです。 通りの前には、最近では珍しくなった「SONY」の大きな看板がありました。
最近では珍しいSONYの看板
最近では珍しいSONYの看板

YAMAHA,HONDAの看板もありました。 最近、日本メーカーの看板を見ることが少なくなっていただけに少し嬉しくなりました。
チトワンアドベンチャーリゾート CHITWAN ADVENTURE RESORT
ホテル入り口より。朝霧で霞んでいます
ホテル入り口より。朝霧で霞んでいます
二泊しました。 チトワンのホテル街はソーラハというところです。 その中心地から1Km程離れたところにありました。
放牧地がホテルの前にありました。 その周りは菜の花が咲き誇っていました。 また、バナナ畑もあり実がついていました。
ホテルの前の道<br>右手奥はバナナ畑
ホテルの前の道
右手奥はバナナ畑
ホテルの前の放牧地
ホテルの前の放牧地

民家がホテルの周囲には多くありました。 朝早く、夕方とその民家の周りを散歩しました。 薪を燃やして夕飯の準備をしていたり、家族揃って庭に座り話しを楽しんでいました。
子供の泣き声が夜、暗くなってから散歩したとき、あれほどたくさん子供がいたのに全く聞こえませんでした。 停電ので暗い中平和な家族生活を送っているのだなというように思えました。 アジアの旅ではこのような散歩が大きな楽しみの一つです。
ポカラ カンティプール・ホテル KANTIPUR HOTEL
ホテル前ポインセチア
ホテル前ポインセチア
ポカラの中心地にある大きなホテルでした。 風呂には浴槽もありました。 一泊だけで、夕方はサランコットの丘へサンセットハイキングでヒマラヤを見に出かけ、
ホテル前両替所
ホテル前両替所
朝はワールドピースパコダの丘へサンライズハイキングと混んだスケジュールでした。
ホテル前の寿司屋
ホテル前の寿司屋
ホテル自体の建物の写真は撮ってありませんでした。 ホテルの前に植えられていた大きなポインセチアがとても印象的でした。
明るい内はバリ島の様に色々な国の人が忙しそうに通りを行き交っていました。 暗くなってからは急に人通りが少なくなりました。
ホテル屋上から<br>夕映えのマチャプチャレ
ホテル屋上から
夕映えのマチャプチャレ
8:00過ぎに夕食をすませてホテル前の大通りへ散歩に出ました。 既に閉めている店もありました。両替所、寿司のお店が目につきました。 その他、土産物店がとても多く並んでいました。
夕方ホテルの屋上よりヒマラヤを一望できました。 夕日に映えるヒマラヤは、ナガルコットの丘よりもきれいに見えました。 右の写真は夕日で赤く染まるマチャプチャレです。
ナガルコット ホテル・チョウタリ HOTEL CHAUTARI
ホテルの入り口にて
ホテルの入り口にて
ナガルコットのホテルは山の上にありました。 ヒマラヤがとてもきれいに見える山の上です。
ホテル前の段々畑
ホテル前の段々畑
海抜2000m程の所にあるということでしたが、暖房設備はありませんでした。 妻が、寒いというと日本の水枕にお湯を入れたものを用意してくれました。 私は、寒さも感じなくよく眠ることができました。
風呂は浴槽がありませんでした。 さすがに寒さを感じました。 ホテルには湯船が欲しい。
夕方着いて、朝早くの出立でした。 ホテルの周りはきれいな段々畑でした。 このナガルコットでは何日か滞在して自然の様子を見て回るというツアーもあるとのことでした。 それ程に自然に恵まれた環境だと納得しました。

食事

キャセイパシフィックでの機内食
キャセイパシフィックでの機内食
機内食キャセイパシフィック、ドラゴン航空で出されました。 写真は、キャセイパシフィックの機内食です。 最近の機内食はおいしいものが多いです。 ビール、ウイスキー、ワインなどアルコール類も充実しています。 気圧のせいかアルコールは特に良くまわります。 絶対欠かせません。 長い飛行機の旅を快適なものにしてくれます。
カトマンズのホテルでの朝食
カトマンズのホテルでの朝食
ネパール料理はインドと同じでカレーが主体でした。
チトワンのホテルでの朝食
チトワンのホテルでの朝食
カレーは私の口には良く合いました。 必ず、人参の入ったサラダが出されました。 パンは薄切りのものでこれがとてもおいしいものでした。
チトワンのホテルでの朝食
チトワンのホテルでの朝食
アジアを旅していると何といっても一番おいしいと思う料理は日本料理です。 いろいろ珍しいものを出されることもありますがおいしさは日本料理にかなわないと思います。
チベット料理をポカラでいただきました。
ポカラでのチベット料理
ポカラでのチベット料理
日本の鍋料理と同じように煮込んで食べます。 おいしいものでした。 鍋の真ん中の煙突のようなものの中に炭火が入っていました。
ナガルコットでの夕食
ナガルコットでの夕食
ナガルコットのホテルでは、ろうそくの灯りのなか豪華な雰囲気で食事をしました。 夏場用にベランダがありました。 そのベランダで星を観察していたところガイドさんが気を利かして食堂内の明かりを消してくれました。
カトマンズの日本料理店の蕎麦
カトマンズの日本料理店の蕎麦


蕎麦を最終日カトマンズで食べました。 日本料理専門店でおいしい蕎麦でした。 ネパールでは蕎麦がたくさん作られているとのことです。 その蕎麦の日本人バイヤーが始めた店とのことです。 他の日本人観光客もここで顔を合わせました。 日本人観光客の最後の食事場所としてツアー会社が使っているようです。

土産

ポカラ
手縫いのパスポート入れ
手縫いのパスポート入れ
夕食をとった後ホテルの周りを散策しました。 8:00頃でした。 小物を扱う店でまとめ買いをしてしまいました。
手縫いのショルダーバッグ
手縫いのショルダーバッグ
●手縫いのティッシュ入れ程の袋-40Rp
         (写真はありません)
●手縫いのパスポート入れ -200Rp
●手縫いの革製ショルダーバッグ-1000Rp
でした。
丁寧な作りで、良い買い物をしたと帰国してからも思っています。
(1Rp - 1.18円、1円 - 0.84Rp)
カトマンズ
購入した曼荼羅
購入した曼荼羅
飾ってある曼荼羅
飾ってある曼荼羅
曼荼羅をパタンで購入しました。
日本円で10000円也。

音楽CD
音楽CD
音楽CD
音楽CD
また、音楽CDをバクタプルで購入しました。
バクタプルでベランダで昼食をとっているとき、外のCDショップが流している曲に魅せられて購入しました。 500Rpと、800Rpでした。
価格の交渉で値段はかなり変わりそうな様子でした。
こちらで聞くことができます。

少々時間を要します
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