敷地はとても広かったです。
見るからに古そうな建物が沢山ありました。
精巧な細工に驚きました
世界七不思議の一つといわれる鉄柱
赤砂岩に彫刻されたものです。
インドでは、この赤砂岩が多く用いられていました。
礼拝するところと思います。そのいわれを忘れてしまいました。
何れ調べて記載します。
柱には、異色な彫刻がされていました。どれも素晴らしいものでした。
柱の模様は全て異なっていました。
クトゥブ・ミナーレ
は、高さ72.5m、5層からなるインドで1番高い石造りの塔ということです。
ガイドさんによれば、もともとは90mあったが雷で崩れて今の高さとなっているのだそうです。
塔の直径は基部が15m、最上部では3mと細くなっていますが、重量感のある堂々とした建造物でした。
ミナーレ
という名前がついていますが、アザーンのためではなく、
トルコ系ムスリムで奴隷出身の将軍アイバクがラージプトを倒しデリーを征服した記念として建設した「勝利の塔」です。
初めて支配することになったヒンドゥーの地でイスラムの優位を誇示するねらいがあったようです。
クトゥブ
というのはアイバクがクトゥブ・アッディーン(宗教の軸)と自称していたことからきています。
もっとも、1193年に建て始めて土台部分を造ったところでアイバクは亡くなったので、
後継者が引き継いで、完成させたといわてています。
近づいて
みると、赤砂岩が張り付けられた表面は、縦に半円形と3角形のリブが交互に繰り返され、
横にコーランの文字が幾重にも帯状に刻まれていて、無骨だが逞しさが感じられます。
頂上に
上がるために379段の階段があるということですが、20年くらい前、
遠足に来ていた学生が将棋倒しになり60人が亡くなったので、現在は中に入れないということでした。
世界七不思議
敷地内には、4世紀に建てられ1600年余りも腐食せずに倒れず立っている高さ7.2mの鉄柱がありました。
世界七不思議の一つということです。
ムガール帝国
の遺跡ばかり見てきたので、ここの遺跡は、少し雰囲気が変わっていて、
インドの歴史の深さを感じました。