チベット観光 概要

チベット旅行について

3年越しでようやく訪れることができました。天候に恵まれ、同行者に恵まれ、 添乗員、現地ガイドさんに恵まれ良い旅ができました。
今回は、JTB旅物語。久しぶりに総勢19名と、大所帯の旅行でした。
■tibetkokki-150.png■L,120,||チベット国旗▲

例によって、観光へ行く前よりも、行ってきてから色々と調べながら整理していきます。 途中で息切れしても何年も続けて思いついた頃また、整理したりします。
気長にお付き合いいただければ幸いです。
■dalailama14.jpg■R,100,||ダライラマ14世▲
 3年越しの旅となった理由は、2008年3月10日に騒乱があり予定していた旅行ができなくなってしまったからです。

チベット亡命政府は良く知っているようにインドのダラムシャーラーにあります。 その国旗は今回初めて知りました。 ダライラマ14世の写真はよく見かけるものです。
 ラサの街では、とても多くのチベット族の人を見かけました。 チベット族の人の国ということを改めて感じました。 カシュガルで見かけたウイグル族の人よりもその人口比はずっと多く感じました。
一番多くの人で賑わっていたジョカン寺の回りは、銃を抱えた兵士が駐在し、 数人の兵士が、途切れることなく隊列を組み銃を抱えて巡回していました。
 平和なチベットはまだ先のように感じました。
JTB旅物語には、お世話になりました。添乗員の小川さんには特にお世話になりました。 お陰で良い旅となりました。有り難うございました。

全行程地図

行程

11/08/23(火)
04:20 家発
09:20 CA160便
11:55 北京着
   北京空港で長い待ち時間を過ごす。
19:00 北京発
21:00 西寧空港着
21:55 ホテル着
   夜遅くの到着となったため
   予定していた西寧料理は取りやめ
11/08/24(水)
06:30 起床
07:00 朝食
09:30 ホテル発
10:15 タール寺着
12:45     発
13:15 昼食
14:15   発

17:00 青蔵鉄道の旅開始
11/08/25(木)
   24時間の旅
17:00 ラサ着
11/08/26(金)

11/08/27(土)

11/08/28(日)

11/08/29(月)

北京空港

気候・服装

西寧の街は、とても過ごしやすかったです。
■./xining/110824_102606-960.jpg■R,150,||西寧タール寺での服装▲
空気が乾燥していて気持ちがよいです。昼間は長袖の人も半袖の人もいました。
■./xining/110824_153118-960.jpg■R,150,||西寧駅待合い場所▲
早朝散歩した時は半袖だと少し寒く感じました。 一年中ほとんど変わらない気候ということでした。

ラサの街は、朝夕と、昼間の温度差が大きかったです。 昼間は半袖のシャツでも汗ばむほどの陽気でした。 朝夕は、冷えました。しかし、長袖のシャツがあれば大丈夫でした。 空気が乾燥していて鼻の穴が痛くなるのを覚えました。

成都の街は、日本の夏そのものでした。 蒸し暑い。うだる。
内陸なのにこれほど湿気が多いとは。 半ズボン、Tシャツでもやはり暑かった。

アルコール事情 ビール

■./xining/110824_131632-100.jpg■L,60,||黄河ビール
西寧昼食時▲
ビールです毎度大変お世話になります。
イスラム教国のようにアルコールに対する規制がないので思い切り飲みました。
■./lhasa/110826_132522-460.jpg■L,80,||ラサビール
ラサ昼食時▲
と、いいたいところですが、高山病が気になり思うように飲むことを控えました。
■./lhasa/110827_190802-640.jpg■R,70,||雪花ビール
ラサ夕食時▲
■./lhasa/110826_195048-320.jpg■L,80,||ラサビール
ラサ夕食時▲
どこのビールもとてもおいしかった。

また、観光客相手だと食事時のビールを法外な値段を要求されることが多くありましたが、
■./chengdu/110828_194040-460.jpg■R,70,||青島ビール
成都夕食時▲
そのようなこともありませんでした。 1本、5から15元の間でした。 ただ、よく冷えていないことが多くその点は残念でした。
かつては、中国といえば青島ビールしかない。 と、いった印象ですが、このように多くのビールが造られていることに驚きました。
それ以上に成都へ着いたとき、現地ガイドの催さんが、成都では青島ビールを飲める。と、いうことをとても自慢していました。 青島ビールが高級ブランドとなっているような口ぶりに驚きました。

食事

今回の旅行の食事は一言「最悪」でした。 食べ物に対して文句を言うとは何事ぞ。でありますが、お許し下さい。
■./xining/110824_183240-960.jpg■L,120,||青蔵鉄道夕食▲
 添乗員の方からも同じような食事が続くから日本のみそ汁とか、ふりかけなどを用意していくことを勧められていました。 現地へ赴きその意味が良くわかりました。
海外旅行では、今までも食事にそれほど期待をしたことはありませんでしたが、それなりにおいしく頂いていました。 しかし、今回ほど私の口に合わないものばかりのオンパレードは初めてでした。 神様わがままをお許し下さい。
■./xining/110825_080042-960.jpg■R,120,||青蔵鉄道朝食▲

とりわけ青蔵鉄道の食堂車の食事は最悪でした。 これから青蔵鉄道を利用される方、覚悟を決めてお出かけ下さい。 現地ガイドの方でも食べられないと、言っていたのでかなり評判が悪いようです。 ご飯は、大きな箱に入れて冷やして保存してあったと予測されるものを
■./xining/110825_121204-960.jpg■L,120,||青蔵鉄道2日目昼食▲
そのまま包丁で切ってどんぶりに入れたような直方体の固まりでした。 写真で見る限りご飯以外はそれなりのようです。 食材は、もやし、トマト、羊の肉などです。 ただ、味付け調理方法がとても口に合いませんでした。 肉を箸でとり口に入れると、今までに知らない辛さ。 胃に穴が開くではないかと思われるほどでした。 辛いものは好きな方ですが、今までに味わったことのない辛さでした。 朝食はおかゆが出ました。おかゆだけはそれなりにおいしく頂けましたが、副食は全くダメでした。
■./lhasa/110826_135654-960.jpg■L,120,||ラサでの昼食▲
■./lhasa/110826_133444-960.jpg■L,120,||ラサでの昼食▲

ラサの昼食一日目です。郊外のレストランでした。
あまり覚えていません。 写真を撮るのを途中で思い出して、まずは撮っておきましょうといったところです。




■./lhasa/110827_140154-960.jpg■R,120,||ラサでの昼食2日目▲
■./lhasa/110827_133018-960.jpg■R,120,||ラサでの昼食2日目▲
ラサでの昼食2日目です。 東北地方の料理でテーマは水餃子とか。 チベットで何故に東北料理なのだ。 全くつながりがない。 6種類の餃子が出るということで、 確かに6皿出てきたけれどどれも同じようなもので中身の具が少し違っていただけのようなものでした。


■./lhasa/110827_195732-960.jpg■L,120,||ラサでの夕食2日目▲
■./lhasa/110827_195312-960.jpg■L,120,||マルクスの肖像画
と軍服姿のスタッフ▲
■./lhasa/110827_192852-960.jpg■L,120,||ラサでの夕食2日目▲

ラサでの夕食2日目。キノコ料理ということでした。 同行者の中にはかなり期待していた人も多かったようでした。 しかし、キノコといってもエリンギが入っているだけ。 それを土鍋で煮ただけのものでした。
料理のことよりも、この店の有り様がとても気になりました。 店の中は、毛沢東の写真が至る所に飾ってあり、スタッフは迷彩色の軍服姿。 何を勘違いしているのだ。
■./chengdu/110828_202806-960.jpg■R,120,||成都での夕食▲
■./chengdu/110828_194040-960.jpg■R,120,||成都での夕食▲
漢民族が侵攻している地で軍服姿のレストランはないだろう。
成都での夕食最終日です。 日本でも有名な料理人の店ということです。 陳麻婆豆腐らしいです。 同行者には知っている人も何人かいました。 今までのチベットでの食事よりは口に合いましたが、日本のマーボードーフの方が遙かにおいしく思いました。 私には、青島ビールのみが楽しみでした。 そして、日本と同じような蒸し暑さ、高山病も気にしないで飲むビールは格別でした。

ホテル

 ホテルは西寧、ラサ、成都と宿泊しました。いずれも高級感ただようとても良いホテルでした。 中国で良くあるお湯が出ないなどといった心配はありませんでした。
いずれのホテルもHPで多く紹介されています。
西寧ホテル 神旺大酒店
ラサホテル JARDIN SECRET HOTEL
成都ホテル Min Ya HOTEL
■./xining/110824_091932-960.jpg■L,120,||西寧ホテル 神旺大酒店▲
■./xining/110824_075448-960.jpg■L,120,||西寧ホテル 神旺大酒店▲

西寧のホテルは1泊のみです。夜遅く着きました。街の中心部にありました。 ホテルの裏は市場となっていて夜散策すると楽しそうでした。 私たちは、翌日の朝散策したため野菜などを販売している店は未だ開いていませんでした。 朝食を取る人で賑わっていました。 朝食はバイキングです。夕食はホテルで取っていません。
■./lhasa/110825_172832-960.jpg■R,120,||ラサホテル
JARDIN SECRET HOTEL▲

ラサのホテルは3連泊しました。連泊は洗濯もゆっくりとでき良いものです。 街の西側の郊外に位置する辺りにありました。 ホテルの側にちょっとした繁華街があり、市場もありました。楽しい散策となりました。 朝食はバイキング、夕食は取っていません。
■./chengdu/110828_221810-960.jpg■L,120,||成都ホテル
Min Ya HOTEL▲

成都のホテルは最終日1泊のみです。 街の中心部にありました。 最終日、多くの同行者はオプションツアーで成都の劇を見に行きましたが、私たちはホテルの回りを散策しました。 社交ダンス、カービーダンスのようなものを楽しむグループで賑わっていました。 また、大きなスーパーマーケットがあり土産物などをまとめ買いできました。 妻の言うところ、この旅で一番良かったとのこと。

お金 両替

今回の旅行では酒代がほとんどかからなかったため両替は到着時に一度行っただけです。 現地ガイドさんから直接両替してもらいました。
5000円->350元でした。
1元->14.3円 程でした。
円高といっても、正確にはドル安。対元に対してはここ2,3年変わらないようでした。